今回ご紹介するのは、美容室anonさんのオーナーさん。

 

最初、お話を伺うときは、

『いやいや、ウチは・・・（笑）』と恥ずかしがっていたＳさん。

 

でも、オープンしてから1年以上たった今でも、

日々、そのお店に愛おしさが増しているというわけを聞いてみました。

 

「こーゆーとこなんです。」と、Ｓさんが見せてきたのは、

私が座っていた傍にあったティッシュケース。

「ＴＯＫＵさんに、他のどこにもないようなものを作っていただいて。

それが、日常よく手に取るティッシュケースにまで。

そうする中で、ほんのりとした暖かな愛おしさと言うか、なんというか。」

 

とＳさんは続けてくれます。

 

「これなんかも、そうですよ。」

 

と教えてくれたのは、ソファーの傍にかかっていたハンガー。

そこには、anonとお店の名前の刻印が。

 

 

「そうする中で、今この目の前にあるもの、空間、ひと時を大切にしたいな、という思いが

じわ～って、生まれてくるんです」。

とＳさん。

「徐々に使っていく中で、最初はもちろんとても満足していたんですが、

その満足感が徐々に愛おしさに変わっていくというか、なんというか。

ＴＯＫＵさんが創り上げてくれた物を通して、

ＴＯＫＵさんが伝えたかったことって、こんなことなんかな～って、思ったりすることもあったりするんです」。

 

 

 

＊＊＊

最初は、「いやいや、ウチは・・・」と恥ずかしがっていたＳさん。

でも、あれこれと、ＴＯＫＵが作成したものを手に取って説明してくれる様子を見ていると、

ＴＯＫＵが伝えたかったメッセージを受け取ってくださっているようです。

 

 

10年たっても、20年たっても、いとおしく思える家づくりを。

それでは、ＴＯＫＵでした～。