「住宅のリフォーム、一体だれに頼んだらいいの？」

こんな相談、よく受けるんですね。

で、一番いいのは、やっぱり、そのご自宅を設計されたところです。

その工務店さん、大工さん。

 

 

家って、特に古い家は、

どこを切っていいのか、どこを切ってはダメなのか。

実は、これが外から見ただけではわからないんですね。

 

だから、一番いいのは、つくった工務店さんなんです。

 

 

 

問題は、そこがもう「ない」場合です。

 

 

 

30年前に多かった工法として、

２×４（ツーバイフォー）工法があります。

これなんて、単に壁をぶち抜いてはダメなんです。

 

ぶち抜き方があるんです。

 

 

 

 

 

 

 

柱も取っていい柱と、取ってはいけない柱がある。

それにもかかわらず、取ってはいけない柱をとると、

全体が、たわんでくるものなのです。

 

これは、職人の世界。

経験で習得するしかないんですね。

 

 

 

 

リフォームの場合は、建築許可が不要なのです。

だから、実際問題として、「やりたい放題」も横行しているものです。

 

でも、結局5年後、10年後、

そのたわみに気付いて嘆いても、もう遅いのです。

 

 

だから、特に古い家のリフォームをお考えの方は、

どういう基準で工務店を選ぶのかは、

もっと慎重に。

価格では決して選ばないほうがいいと思います。

 

古い家のリフォームの経験があるかどうか。

 

ぜひ、そこを聞かれてみてください。

 

 

 

 

あまり言えない、リフォームの裏話でした。

 

 

 

１0年たっても、20年たっても、いとおしく思える家づくりを。

それでは、ＴＯＫＵでした～。