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【パート1】伝統建築物に比べて、なぜ住宅の寿命は短いの??

家づくりブログ

ようやく、暖房も不要な季節になってきましたね。

我が家も、朝晩の暖房が不要になりつつあります。

 

さて、この暖房費を少しでも節約しようと、

冬に暖かい断熱住宅、つまりは断熱材を使った住宅が、最近では当たり前のようになってきましたが、

これによって生じるもの。

それが結露なんですね。

 

 

 

車の運転中に、フロントガラスに、曇りが発生しますよね?

あれが、内部結露。

あれです。

 

 

 

要は、結露は、湿気を帯びた暖かい空気が、冷たいものに触れることで発生するんです。

フロントガラスでも、家の中の内部結露でも同じ。

断熱材の存在によって、

外気と室内の温度差が生じ、冷たい空気の側で、結露が生じてしまうんです。

 

 

でも、昔の伝統建築とか、木造なのに、

結露なんて生じていないですよね?

 

あれは、なぜかというと、昔の伝統建築物が、高気密でもなければ、断熱材をそもそも

入れていなかったりするんです。

 

だから、寒暖の差があったとしても、空気は吹き抜ける。

それゆえに、結露は生じない。

 

でも、最近の木造建築物は、断熱材があるゆえに、寒暖の差が生じ、

さらに高気密を謳っているために、

空気の抜け道がないんです。

だから、どうしても、内部結露がしょうじてしまうんですね。

そして、ここで生じた内部結露が、例えば、壁の中に入り込んでしまうと、

たとえば木造の柱に木材腐朽菌を増殖させることになってしまいますし、

それゆえに、木材が腐ってしまうことになるんです。

 

そのほかにも、断熱材の中に内部結露が水分として入り込んでしまうと、

その水分の重みで断熱材が垂れ下がる原因となり、

カビが発生する要因にもなってくるのです。

 

 

 

じゃあ、どうするのよ?って話ですよね。

 

 

 

 

その辺は、また今度。

ぜひ、一度、この先を、皆さまもお考えなさってみて下さいネ。

パンフレットや展示場の豪華さだけで、家づくりをかんがえてほしくないのです。

だから、一度立ち止まって、家づくりを、見直してほしい。

TOKUは、そう思います。

 

10年たっても、20年たっても、いとおしく思える家づくりを。

それでは、TOKUでした~。