【パート2】伝統建築物に比べて、なぜ住宅の寿命は短いの??
さて、今回は、パート2。
伝統建築物に比べて、なぜ最近の住宅の寿命は短いのか?というお話です。
前回お話をしたように、その最大の要因の1つが、断熱材。
気密性を高くして、断熱材を入れたことで、気温の寒暖の差が生じ、そこで生じた結露が、
木材腐朽菌を増殖させたり、カビを生じさせたりしてしまっているということ。
たとえば、暖かい暖房の入った部屋の空気が、ドアの開閉によって廊下などに抜け出したときに、
冷たい廊下の空気と触れることで、結露が生じ、
そこから、カビ等が発生してしまうということなんですね。
これに対して、伝統建築物には、暖房器具とか、断熱材とか入っていませんからね。。。
では、どうするべきか。
要は、結露を起こす条件を生みださなければいいだけのことです。
一つは、過去に既にご紹介もしていますが、
空気の流れを、むしろ家の中に積極的に創るということです。
室内の50%程度の量を1時間で換気するような、空気の流れを作れれば、
室内に若干の外気を取り込むことで、気温を下げることが出来ます。
室温そのものを下げておくという考え方です。
(とはいえ、体感できるほどに下げるという意味ではないですからね。)
もう一つは、結露が生じることを前提に、カビや木材腐朽菌を発生させない断熱材を使うという考え方。
この点、グラスウールだと、どうしても湿気を通してしまい、カビなどの原因になってしまうのです。
そこで、TOKUでは、壁の内部結露を抑える、A種硬質ウレタンフォームを利用。
カビを抑える断熱材を使っております。
断熱材35年無結露保証付きです!
デザインや、ハウスメーカーのブランド力、間取り、外観。
たしかにそれらも大切ですが、家づくりにあたっては、10年も20年も、そこに住み続けるわけです。
住みやすい住環境のことを考えて、
換気・内部結露ということも、ぜひ、一考されてみて下さいね!
10年たっても、20年たっても、いとおしく思える家づくりを。
それでは、TOKUでした~。