家を建てる会社が、20年後もそこにあるか。
最近、住宅会社や工務店の倒産に関するニュースを目にすることが増えてきました。
資材価格の高騰。
人件費の上昇。
職人不足。
住宅ローン金利の上昇。
住宅業界を取り巻く環境は、ここ数年で大きく変わっています。
実際、2026年に入ってからも、住宅会社や工務店の倒産が増えていると報じられています(東京商工リサーチ)。
建設業全体で見ると、2026年上半期の「倒産+休廃業・解散」は5,937件。
なんと、リーマン・ショック直後の2009年を超え、上半期として過去最多ということです。
これから家を建てようとしている方にとっては、少し不安になるニュースかもしれません。
ただ、TOKUとしてお伝えしたいのは、
「大手だから安心」
「小さな工務店だから危ない」
あるいは、その反対でもありません。
会社の大きさだけでは、その会社が10年後、20年後も家を守り続けてくれるかどうかは分からないからです。
家は、建てて終わりではありません。
完成して、鍵を渡した日がゴールではありません。
むしろ、そこから暮らしが始まります。
10年も住めば、設備の交換が必要になることがあります。
外壁や屋根のメンテナンスが必要になることもあります。
家族が増えたり、子どもが独立したり、暮らし方そのものが変わることもあります。
20年、30年と住み続ける中では、
「ちょっと見てもらえませんか?」
ということが、必ず出てきます。
そんなときに、
この家を建てた会社が近くにいる。
この家がどのようにつくられたのかを知っている。
何かあれば、実際に見に来てもらえる。
それは、家の性能表には書かれていません。

でも、長く暮らしていくうえでは、とても大切なことだと思っています。
家づくりでは、どうしても建てるときの比較が中心になります。
坪単価はいくらか。
断熱性能はどうか。
設備は何が入っているか。
デザインは好みに合っているか。
もちろん、どれも大切です。
ただ、もう一つ考えてみてほしいことがあります。
「この会社とは、家を建てたあとも付き合っていけそうか」
ということです。
住宅会社を選ぶということは、
家という商品を買うだけではありません。
これから長く、その家を一緒に見てくれる相手を選ぶことでもあります。
TOKUは、防府で大工から始まった工務店です。
新しい家を建てるだけではなく、

昔建てられた家を直したり、
傷んだところを補修したり、

暮らし方に合わせてリフォームしたり。
そうやって、家に手を入れる仕事を長く続けてきました。

私たちが地元で仕事を続ける理由の一つも、そこにあります。
何かあったときに、すぐに見に行ける距離にいること。
建てた家に、その後も関わり続けること。
そして、
「TOKUに建ててもらったから、また相談しよう」
そう思ってもらえる会社であり続けることです。

もちろん、どんな会社であっても、
「20年後も絶対に存在しています」
と約束することはできません。
TOKUだって同じです。
だからこそ大切なのは、
20年後もこの地域で仕事をしているために、今どんな仕事をしているのか。
建てたあとのお客様と、どんな関係をつくっているのか。
修理やリフォームまで、本当に自分たちで家を見続けているのか。
そういうところまで見て、住宅会社を選んでほしいと思っています。

家を建てるときには、
完成した家だけではなく、
その家を建てる会社のことも、少し長い目で見てみてください。
10年後。
20年後。
「ちょっと家を見てもらえますか?」
そう言える相手が、近くにいる。
それも、家づくりの大切な価値の一つだと、TOKUは考えています。
10年たっても、20年たっても、いとおしく思える家づくりを。
それでは、TOKUでした~。


